MRP総会・第15回定例会のお知らせ

MRPの総会と定例会を開催致します。
MRPへの入会をご検討の方は、是非総会にもいらして下さい。
定例会では、山崎直子飛行士が搭乗したSTS-131ディスカバリー号の見学報告をはじめとして、様々な発表を予定しております。定例会とその後の懇親会は、会員以外の方でも是非ご参加ください。
(1)日時
6月20日(日)
13:00~14:30 総会
14:30~17:00 定例会 
17:30~19:30 懇親会
(2)場所
関東ITソフトウェア健康保険組合 市ヶ谷会議室 D室
http://www.its-kenpo.or.jp/restaurant/itigaya_kaigisitu/index.html
都営新宿線曙橋駅下車徒歩6分
都営大江戸線牛込柳町駅下車徒歩8分
地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅下車徒歩15分
*懇親会は曙橋駅近くの居酒屋を予定しています。
(3)内容
・山崎直子さん打ち上げ応援横断幕報告
・STS-131打ち上げ見学報告
・STS-131着陸見学報告
・宇宙ビール試飲会開催報告
・能代宇宙イベント等レポート
・商業有人宇宙飛行の環境整備について
・MRPツアーについて
定例会の参加費は、会員は無料(その場での入会もOKです)、会員以外は1000円とさせていただきます。
ご参加頂ける方は、下記アドレスまで事前にメールを頂けると助かります。
MRP事務局:mrp_office@space-sd.co.jp
2010/8/18 以下に、議事録を追加しました(クリックして下さい)


総会:
 今後の活動、決算について

・現状、収入は会費収入のみ。できれば、補助金を狙っていきたいと考えている。
・SNSをやめ、Googleドキュメントへ移行することを検討中。
・サーバーはさくらインターネットの低価格版に移行検討中。
・アマゾンにMRPとして本を紹介する方法を使って、MRPを宣伝することを検討案に追加。

今年の活動として
  *宇宙広報のシンポジウムを開催できるか検討中
  *山崎直子さんにMRPピンバッチを公式認定グッズとして宇宙に持って行ってもらった。
   その返還式を行える権利があり、イベントとしてどう盛り上げて行くか検討中。
定例会:
1. 能代宇宙イベント等 報告 [和田]
「第6回 能代宇宙イベント」
内容:大学生、高校生対象のロケットや人工衛星を打ち上げる競技会
   (ものづくり教育の場所提供の要素がある。)
経緯:糸川先生がペンシルロケットを打ち上げた場所なので、記念に何かしたいという考えから企画。
   大学生のロケット打ち上げ実験を行う機会が増えて来たので、その手助けになればと企画。
場所:秋田の能代にあるJAXAの多目的実験場
日程:今年度は、8/19~ 8/22 (予備8/23)
詳細:
–高校生対象–
・缶サット甲子園 
・ロケット甲子園(優勝者は宇宙科学教育大会TARC決勝戦に参加できる)
–大学生対象–
・ハイブリットロケットの打ち上げ実験 
    エンジン:固定燃料と気体or液体の酸化剤のハイブリット
・缶サット競技
    制御技術を競い合う。
・缶ロケットコラボ
 「ハイブリットロケット」に「缶サット」を積み込んで打ち上げる
–地域の人対象–
・水ロケット大会
 
広報活動としてネット中継をしている。
協賛になるには、金か人かモノが必要。
2. 宇宙ビール試飲会開催報告 [新海]
 5ヶ月間宇宙空間に滞在した大麦を使ったビールの試飲会
 宇宙大麦について
 サッポロビールで研究されていた「はるな二条」大麦
 宇宙ステーションで育成しても何の変化もありませんでした。
 宇宙ホップをサッポロビールと株式会社リバネスと連携して宇宙に打ち上げたが、行方不明に…。
 質疑[ Q:質問 A:解答 C:コメント]
Q:サッポロビールに大麦とホップを合わせる計画があるのか?
A:Web上の情報によれば、その計画はあるようです。ただし完全な「宇宙ビール」には更に「宇宙酵母」が必要で、これを宇宙に上げるのは難しそう。
3. 商業宇宙飛行の環境整備について [大貫美鈴]
「スペースX ファルコン9 ついにはじまった価格破壊」 
 6/4に打ち上げ成功。
 2013年ごろに有人ドラゴンの開発ができると考えられている。(今年、COTS有人の予算がついて開発をスタートした場合)
 一般の宇宙旅行者(商業有人軌道飛行)は、5年から7年くらいに実現(2015年ぐらい)。
 ビゲローのホテル開発も2012年から2015年に変更した。(足がないため、ドラゴンに合わせた?)
 
「商業宇宙の環境整備について」
商業スペースポートがアメリカには8カ所。
世界の商業スペースポートも活発に!!
スペースポート間の移動(2地点間宇宙飛行)が注目されてきている。
商業と宇宙で考えると日本は?
 ☆日本人の宇宙旅行予約者は何人もいる。
 ☆スペースポート構想に北海道、硫黄島、名古屋空港などがあがっている。日本は狭いが90以上もの
  飛行場がある。
 ☆日本はHTVが成功していて、外国は日本と手を組みたがっている。
 ・宇宙ホテル開発に協力すること、また宇宙旅行者や宇宙工場ユーザーとしての可能性。。
 ・宇宙ステーションが2020年に延びた事で、宇宙旅行での利用案が再度出る可能性がある。
 ・JAXAの予算だけではもはや不可能だと考えるべき
⇨日本独自の安全基準の話し合いが必要。
 (サブオービタル、オービタルの整備、2地点間飛行に対する整備またそれらを可能にする税制措置やパブリックプライベートパートナーシップ(産官協力)を念頭に入れた)
Q:日本でイーロンマスクの代わりになる人は?堀江さん?
A:著名な人でそういう話は今のところない。理由は、宇宙がリスクが高く(リターンにも時間がかかり)投資の世界で最後の最後のものだからよほどの情熱がないと難しい。
C:堀江さんの友達で自分以外で投資する人は誰もいないと「ロケットまつり」で言ってたそうです。
4. 種子島ツアー、ISPCSシンポジウムツアー紹介 [田中]
ISPCSシンポジウムツアー
 ISPCSは国際商業宇宙旅行シンポジウムの略。
 色々なコネクションができるし、大貫美鈴さんから色々な情報が聞けることを考えると安いプランである。
 スペースポートアメリカの見学に行くのがメイン。
 申し込みは、事務局の大貫剛さんまで連絡。締め切りは8/31
Q:今回、Xプライズカップはないのか
A:ない。
5.早稲田大学際での宇宙イベントについて [稲波]
 MBAを取得する為、稲波は早稲田大学の大学院に通い始めました。
大学にも活動の場を広げた為、早稲田大学大学祭でも宇宙イベントを実施します。
日程は11月6日、11月7日です。
一緒に何か発表されたい方を募集します。
具体的な内容は、今後参加者で検討していきます。
詳細は後日メーリングリストで報告。
 →報告済。
6. STS-131打ち上げ応援横断幕報告 [大貫剛]
 寄せ書きで、白いところがなくなるほどでした。
 着陸見学の際に山崎大地さんに渡した。
 ハッピを着て、打ち上げを見たところ大盛況でした。アメリカ人受けが良かった。
 7月上旬に、公式のOFK返還式を予定していたが、山崎大地さんは元MRP副理事長で、
 家族全員での返還を希望しているため、別途日を改めて返還式を実施予定。
 
7. STS-131打ち上げ見学報告 [箱田]
 打ち上げから5kmから6kmの位置でみた。実際の迫力はここでは伝えきれないほどのものでした。
8. STS-131着陸見学報告 [大貫剛]
 見学人数はバス1台に収まるくらいの少人数。打ち上げとは全然違った印象を受ける。
 飛行機の着陸より、速度が早く、急角度で着陸するため迫力が違う。
 時間的には「空港で芸能人をみたよ」程度しかスペースシャトルをみれなかったが、打ち上げよりずっと近くで見ることができた。
Q:着陸見学の団体はなぜ移動式にしたのか
A:スペースシャトルが着陸チャンスを見送ったり、エドワーズに降りる可能性もあるので、KSCへの着陸が確定してから移動する。

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